2014年7月23日水曜日

少し若い時の旅について話そう。6

「W3」の燃費だがこの時は朝毎日10リットルを入れていたようにおぼえている。
私はかっとんで行くタイプではないので大体一日200キロを目安に次の宿泊地を決めていた。

1987/6/13 5日目ともなると結構遠くに来ている、松江ユースで知り合ったバイクで来ている
女性と一緒に朝出発した出雲大社が近いので一緒に行くことにした。
知らない方と(特に女性)出雲大社に行くのも微妙だがその時はそういう流れになってしまった。
日記によると日御崎まで一緒に行って出雲で別れたようだ、別に旅の途中のロマンスなど
ではなかった。

私はその後 萩を目指した日本海側の海沿いをひたすら走る。
途中の北浦街道は本当に良かった約60キロをキープしながら走る「W3」はこのスピードが
なんとも言えない本当にバイクで走っている醍醐味を味わえる当時その時期は海がべたなぎで
海だかなんだかわからない平面の水溜りのような海岸線を心地よく走った。
この時の瞬間は今でも忘れずに心に残っている。

バイクの音 走行音 波のかすかな音(Wの音に隠れている)Wに乗っている事をこの時程
至福に感じたことは無い。

日記にも「贅沢な時間だった。」と書いてあった。


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